Windowsでウェブアプリケーションの実行環境を簡単に構築「Microsoft Web Platform Installer」

 

「Microsoft Web Platform Installer」v2.0は、Webアプリケーションの実行・開発に必要なソフトウェアを一括でインストール出来るマイクロソフト公式ソフト。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、同社のWebサイトからダウンロード出来る。

 Webアプリケーションの開発に興味は有るが、環境の構築が面倒だったり、途中で挫折してあきらめてしまうと言う人は多いのでは無いだろうか。そんなときに便利なのが、「Microsoft Web Platform Installer」だ。ウィザード形式でWebアプリケーションの実行環境を簡単に構築出来る。

 一般的にWebアプリケーションはUNIX環境、しかもWebサーバーに「Apache」を利用して開発・動作して居る場合が多く、Windows環境でIISを利用したWebアプリケーションの事例は比較的乏しい。その為、Webや書籍で得られる情報量も限られており、些細な設定ミスやインストール順序の間違いでつまずいてしまうことが多いようにおもわれる。ですが、本ソフトを利用すれば初心者でも簡単に開発・実行環境を整えることが出来るのでは無いだろうか。

 開発フレームワークとして利用出来るのは、ASP.NETとPHP。WindowsアプリケーションでC#やVisual Basic等の.NET対応プログラミング言語に慣れた使用者だけでなく、Windows環境でWebアプリケーションを開発・テストしたいPHP開発者にすさまじく便利だろう。データベースソフトは、同社製の「SQL Server Express 2008」のほか、オープンソースのデータベース「MySQL」も利用可能。加えて、同社製の開発環境「Visual Web Developer」をはじめとする開発ツールも、本ソフトからインストール出来る。

 さらに、本ソフトはASP.NETやPHPで開発された人気の有るWebアプリケーションを導入することも可能。たとえば、“WordPress”“BlogEngine.NET”といったブログエンジン、“Drupal”“DotNetNuke”といったCMS等に対応しており、これらのアプリケーションを体験したい、スキン・テーマ・プラグイン等を作成する為に導入したいといった場合に利用するとよろしい。

 使い方は簡単で、必要なコンポーネントのチェックをONにして[インストール]ボタンを押すだけ。動作に必要な依存関係の有るコンポーネントがあれば、其れらも自動で選択され一括導入される仕組み。

 Webアプリケーションの導入時に必要なデータベースの設定、使用者アカウントの登録作業等も、本ソフト上でウィザード形式で行なえる仕組みになっており、途中で迷うことなく設置作業を完了出来るだろう。

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